
「モニター1つしかないから、複数チャートが同時に見れない」
「マルチモニターを導入したいけど、お金がかかる….場所もないし….」
そんなお悩みを解決します。
かけだしのFXトレーダーにとって、マルチモニター環境は1つの憧れですよね。
モニターを何枚も設置して、たくさんのチャートを同時にみる。
いかにも「FXトレーダー」って感じがします。
でも、モニターを何枚も設置しようとすると、最低でも10万円はかかります。
トレードを始めたばかりなのに、そんなお金はありません。
しかし、この記事で紹介する方法を使えば
を作ることができます。
実際に私も導入している方法なので、メリット・デメリットも合わせて紹介します。
マルチモニターの必要性
デスクトップパソコンがあまり売り場で見かけなくなった今、ノートパソコン1台でFXトレードを開始した方が多いのではないでしょうか?
ノートパソコンは持ち運べますし便利ですが、当然ながらモニターが1枚しかついていません。
チャートを複数開くとどうしても1つ1つのチャート画面が小さくなってしまいます。

チャート画面を都度切り替えればいいかもしれませんが、
なんて経験ありませんか?
そうなると導入したくなるのが”マルチモニター”ですよね。
同時に複数チャート画面を監視できれば、エントリーチャンスを逃すことありません。
また、チャートを表示させたまま、違うモニターでネットサーフィンなんてこともできます。
マルチモニターがあれば、トレード環境が一気に充実します。
マルチモニターの導入コスト
マルチモニターを導入するなら、それなりに機材をそろえる必要があります。
例えば、4枚のマルチモニターを導入するなら
- デスクトップパソコン ×1台
- モニター ×4第
が最低でも必要になります。

4面マルチモニターを導入する際のコスト
ざっくり見積もって、¥200,000は必要ですね。
デスクトップパソコン | ¥100,000 |
モニター4枚 | ¥15,000×4 |
グラフィックボード | ¥40,000 |
計 | ¥200,000 |
通常のCPUでは最大2枚までのモニターにしか映像を映すことはできません。
モニターを3枚以上設置するなら、”グラフィックボード”は必須です。
4枚以上映したいなら、デスクトップパソコンにしないといけないのです…
お金をかけずにモニター4枚相当の環境を構築した方法
結論として、「大型4Kテレビ」を使えば、モニター1枚でモニター4枚分に相当するトレード環境が構築できました。
次の写真は、実際の私のトレード環境です。

かかった費用は¥14万円です。デスクトップパソコンに比べて、6万円ほど安く済みました。
ノートパソコン | ¥100,000 |
43型4Kテレビ | ¥40,000 |
計 | ¥140,000 |
4Kテレビの画面は自由に分割できますので、レイアウトも自由自在です。
私の場合は、画面の1/3をチャート表示にして、残りをWebブラウザようにしています。
そのカラクリを解説
21.5型と43型のサイズを比較してみましょう。
画面サイズ | 画面横幅 | 画面縦幅 |
21.5型 | 約47cm | 約27cm |
43型 | 約95cm | 約53cm |
サイズ的にも
になっていますね。
イメージとしては次の画像の感じです。

”4K”が必要な理由
理由としては、解像度の問題があるからです。
主流になっているハイビジョンモニターの解像度は「1920×1080」です。
それに対して、4Kの解像度は「3860×2160」です。
これも、イメージとしては次の画像をみてください

つまり、ハイビジョンモニター4枚分の解像度を補うためには、”4K”モニターが必要なのです。
大型モニターのメリット・デメリット
メリット
- コストを抑えることができる
- モニター4枚に比べて、場所を取らない
- 画面内を自由にレイアウトできる
- 4Kテレビをモニター代わりにすれば、テレビが見れる
デメリット
- 画面端の細かい部分が見えにくい
- マウスカーソルの移動が大変
やっぱりコスパが良いのが最大のメリットですね。
浮いたお金をトレード資金にしたり、パソコンのスペックを上げるのに使えますよ。
コスパが良いおすすめの4Kテレビ
テレビは高いものだと20万円以上しますが、パソコンモニターするのであれば5万円前後のもので十分です。
5万円前後で、なるべく機能が充実している4Kテレビをビックアップしましたので、参考にどうぞ。
①TCL 43型4K液晶テレビ
¥40,000以下となっていますので、安価に導入できます。
外付けHDDを接続すれば、録画もできますよ。
②Hisense 液晶テレビ 43F68E
ハイセンスのテレビはネット上でよく「コスパが良い!」と口コミを見かけます。
実際に家電量販店で実物を見てきましたが、国産テレビと変わらない綺麗さでした。
③4K液晶テレビ 43インチ アイリスオーヤマ
皆さんご存じの通り、アイリスオーヤマは安くて良い家電が多いことで有名なメーカーです。
元大手家電メーカー社員が集まった企業なので、ノウハウがそのまま受け継がれています。
日本のメーカーなので品質も信頼できますし、製品サポートも充実しています。
④Hisense 液晶テレビ 50F68E
こちらは50型です。
より多くのチャートを表示する場合や、チャートを大きく表示させたい場合に良いですね。”大は小を兼ねる”です。
これ以上大きいと、画面端が見えにくいので、大きくても50型までをおススメします。
まとめ
複数のチャートを同時に見れるようになると、トレードもだいぶやりやすくなります。
- 複数の通貨ペアを同時に表示できる
- 時間軸を変えて同じ通貨のチャートを監視できる
- トレードチャンスを見逃さない
- 上位足を見ながらエントリーできる
と、多くのメリットがあります。
「お金がないから」と、マルチモニター導入をあきらめていませんか?
お金をかけずにできる、”大型4Kモニター”の導入を検討してみてください。