【FX】値動きの本質を理解して無駄な損失を防ぐ方法【需給を考える】

「テクニカル手法を実践しているけど、なかなか勝てない」

「エントリーしても、すぐにレートが逆行して含み損を抱えてしまう」

今回は、そんなお悩みを抱えている方へ向けた記事です。

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この記事の内容

  • FX相場(レート)が動く仕組み
  • 飛び乗りエントリーの危険性
  • 押し目買い・戻り売りの優位性
  • 時間軸を考慮したトレード戦略の立て方

それではさっそく解説していきます。

FX相場(レート)が動く仕組み

FX相場は”需要”と”供給”で成り立っている

レートが動く仕組みは、ある値段における”買い”と”売り”の2つの注文が同時に成立しているからです。

その上で、上昇・下降のどちらに動くかは”多数決”で決まります。

買いたい人が多ければレートは上昇しますし、反対に売りたい人が多ければレートは下降します。

チャートは売買結果を表示しているだけ

レートの動きはチャートに表示されますが、チャート上に表示されるのは
売買された結果」です。

つまり過去の取引結果が表示されているだけです。

多くの方がロウソク足をチャートに表示させていると思いますが、あるロウソク足1本が陽線であれば、

「ある時間からある時間までの間は、買った人が多かった」

ということを表しています。

陰線であれば、その逆です。

レートが動くためには”エネルギー”が必要

”エネルギー”とは、実際の売買注文のことです。

かつ、その”エネルギー”が大きいのは「損切注文」です。

”損切する”ということは、「一刻も早く相場から逃げたい」という心理が働きます。

かつ、少しでも損失額を抑えるために我先にとポジションを投げるのでレートが一気に走りやすいです。

そのため、損切注文を巻き込んでいるロウソク足は大陽線や大陰線になりやすいです。

飛び乗りエントリーは養分になる

レートが急に動いている時、あなたはどうしますか?

値幅が大きいので、うまく乗ることができれば大きな利益を得ることができます。

しかし、私は急に動いているレートに飛び乗ることはおススメしません。

それには理由があります。

”ブレイクエントリー”は正しいのか?

本でよく見るエントリータイミングに、”ブレイクエントリー”があります。

確かに、ブレイク時はレートが一方向に伸びやすいので、エントリーと同時に含み益になりやすそうに見えます。

しかし、多くの方がブレイクと同時に飛び乗ってエントリーしたのは良いものの、すぐにレートが戻ってきて含み損を抱えてしまった経験があるのではないでしょうか?

いわゆる、「ダマシ」というやつです。

ブレイク後は”エネルギー”を使い切っている

”エネルギー”=”損切注文” でしたよね。

では、損切注文はどこに溜まっているのでしょう?


上のチャートであれば、白〇の部分に損切注文が貯まっています。

白〇の部分にレートが差し掛かった時、一気に損切注文が約定するので、一時的にレートが急騰・急落します。


しかし、FX取引をする場合は”なるべく有利なレート”でポジションを作りたいですよね?

例えば、ロングポジションを作るのであれば

「なるべく安く買いたい」

と思うのが普通です。

となれば、急騰しているにも関わらず、さらに高いレートでロング方向にポジションを作ろうとする人は少ないはずです。

つまり、「買う人がいなくなる」ということです。

これが、”エネルギー”を使い切っている状態です。

ブレイク後に逆行が発生するメカニズム


買う人がいなくなれば、レートが上がることは無くなります。

レートが上がらないと、ロングポジションを持っている人は不安になりますよね?

せっかくの含み益を減らしたくないので

「なるべく高いレートで利確注文したい!」

という心理がここで働きます。

※ポンド円5分足

利確するためには、ポジションメイクとは反対の注文を出す必要があるので、ロングの反対のショート注文がここで発生します。

ショート注文が入ると、レートが下がるので、含み益を減らしたくないトレーダーが焦って一気にポジションを手放します。

その動きをロウソク足に表すと

・長い上ヒゲ
・大陽線の後の大陰線

となります。※下方向へのブレイクの場合は、上記の反対です。

で、後からチャートを見ると

「ブレイクしたように見えるけど、実際はダマシだった 」

ということになります。

押し目買い・戻り売りの優位性

ブレイク後の戻り目を狙う

レンジブレイクした後の「戻り目を狙う」というのは理にかなったトレード手法です。

それには理由があります

ブレイク後の押し目・戻り目の心理状態

ブレイク時には損切注文が大量に発生しますが、中には損切をせずに様子を見るトレーダーもいます。

しかし、レートが戻ってこなければ、諦めて損切をする必要がでてきます。

では、どこで”諦める”のか?

それは

「自分が持っているポジションまで戻ってこない」
「自分のポジションは伸びない」

と判断した時です。

不利なポジションとなるので、なるべく損失が少ないレートで決済したいです。

その判断をするのが、「押し安値・戻り高値」に該当する部分となります。

※ドル円5分足

そのレートは上の画像の緑〇の部分に該当し、その部分では

①押し目買い・戻り売りを狙って新規ポジションメイクをする注文
②”戻ってこない” ”伸びない”と判断したトレーダーの決済注文

の2つの同じ方向への注文が重なるため、押し目買い・戻り売りを狙ったトレードは成功しやすいです。

後から見ると、水平線のロールリバーサル(サポレジ転換)になっていることが多いですね。

時間軸も考慮したトレード戦略を立てる

エネルギーの大きさは、時間軸によって大きく変わります。

4時間足~週足レベルだと、重要な節目に決済注文を置いているトレーダーが多いため、値幅が数十pips~数百pipsと大きいです。

大きな時間足は、見ているトレーダーも多いため、素直に値段が動きやすいですね。

逆に、5分足~1時間足レベルなら注文数もそれほど多くないため、大きくても50pips程度であることが多いです。

かつ、ファンドなどのマーケットメーカーが個人トレーダーに損切りさせようとレート動かしているので、ダマシにあいやすいです。

中長期足ならデイ~スイング目線で考え、短期足ならスキャルピングで数pipsを取るトレード戦略を立てるのが良いと思います。

まとめ

繰り返しになりますが、レート(価格)は ”需要と供給のバランス”によって上がったり下がったりしています。

テクニカル手法を頼ってトレードするのも良いですが、相場参加者の心理状態を推測し

「この後には、買うトレーダー・売るトレーダーのどちらが多いか?」

を考えてみると、より勝率が高いトレード戦略と立てることができるようになると思います。

参考情報

今回、参考にさせていただいた情報はこの動画です。

※三平式RCIトレード手法を実践されている方であれば、すでにこの動画をご存じ方は多いと思います。

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